大関 一からのメッセージ

略 歴

  • 1976年、日本国有鉄道(当時)に入社し、経理局・事業局等に勤務。

  • 通信事業自由化で日本テレコム(現ソフトバンクの前身)の立ち上げを行う。

  • その後、日本IBM、JR東日本情報システム等を経て、現事務所を設立。

  • 中小企業の社長様と伴走する社労士として、あらゆる課題に応えております。

 

 優れた中小企業の層の厚さが日本経済を支えていると、長い間、言われ続けてきました。ベストセラー小説“下町ロケット”に象徴される、技術力の高い下町の工場が、それを象徴しています。たゆまない研鑽と工夫、汗にまみれた日々の改善努力、そして愛社精神が日本人の美徳であり、世界に冠たる経済大国を発展させてきました。

 しかしグローバル化とデジタル化という両輪の急速な進展が、環境を大きく変えつつあります。これを“カエル跳び”、“リープ・フロッグ現象”という切り口で、説明する学者もいます。基礎インフラ技術がなかった国がいきなり最先端テクノロジーを導入し、ある分野では先進国を一気に追い抜いてしまう事象が見られる、とのことです。芸術の世界でいえば、“アバンギャルド”でしょうか。

 しかし私たちは、日本人の資質・能力の強味を生かしつつ、従業員・その家族・取引先の皆様を大切にして、会社を発展させなくてはなりません。チームワーク・共同作業を基礎としながら、デジタル時代に求められる特異な発想・スキルを持つ個人の居場所も確保する必要があります。そのためには、やはり一定規模以上の組織と資金が前提となると思われます。

 事業承継・世代交代を一大チャンスと捉え、M&Aを含めた事業規模拡大により、資金力・個人力・組織力を高める経営を実現する。そのお手伝いを、“社長様のバディ”である当事務所がさせて頂きます。強力な所属団体と豊富なスタッフが、社長様の味方となってくれます。